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観葉植物の基本的な管理方法

皆さん、こんにちは。

ちょうど半年ほど前のブログで趣味の話として観葉植物にハマったことを書きましたが、今回は基本的な管理方法をご紹介したいと思います。

 

1.水やり

植物の水やりは、土が乾いたら鉢底から流れるくらいたっぷりあげるのが基本ですが、気温がそれほど高くない時期は、土の表面が乾いていても中はまだ湿っている場合があります。

寒い時期は植物の生長がゆるやかになり、夏場の生長期のようにぐんぐん水を吸うことがないため、たっぷりの水は必要としません。

土の中が乾いていない状態でまた水をあげてしまうと、土が常に湿った状態になってしまい、植物を枯らす「根腐れ」の原因になってしまいます。

でも、土の中の状態を確認するのは難しいですよね。

そこでお勧めなのが、竹串を使った確認方法です。

土に竹串を刺して、湿った土が付かなければ土の中はしっかり乾いている状態なので、たっぷり水やりします。

生長がゆるやかになる休眠期は、土が乾いた状態を確認して23日経ってから水やりします。

 

2.「葉水」で乾燥対策

エアコンを使う時期は空気が乾燥しやすいので、適度な湿度を保つために、霧吹きで葉に水を吹きかける「葉水」をしてあげると良いです。

植物を枯らす原因になる病害虫の発生を防いでくれますし、光合成の妨げになるほこりも流してくれます。

 

3.置き場所

空調が直接当たる場所や直射日光は葉が痛む原因になってしまうので、エアコンの風が当たらないレースカーテン越しの窓際が最適です。

日光が不足すると、光合成のために太陽を求めて茎や枝が間延びする「徒長」に繋がり、植物が弱く育ってしまうので、適度に日光と風を当ててあげることが大切です。

植物の中には、日当たりがあまり良くない場所でも育つ種類もあるので、日当たりが良い場所に置けない場合は、ポトスやガジュマルなど耐陰性が高い植物がお勧めです。

 

4.植え替え

暖かくなり植物の生長期に入る春は植え替えに適した季節です。

鉢底から根っこが伸びてきている植物は一回り大きな鉢に植え替えて、生長を促してあげましょう。

植え替え直後に水やりすると鉢底から茶色い土が流れ出ますが、これは余分な細かい土や雑菌なので、透明になるまでしっかり水やりします。

植え替え後は植物に負担がかかっている状態なので、養生させるためにも風が当たらない明るい日陰で休ませ、置いた場所をあちこち変えずに環境に慣らしてあげることも大切です。

 

植物を育てる上で基本的な管理方法を書きましたが、マニュアル通りに育てていてもうまく行かないことは多々あります。

一番大切なのは、普段から植物の様子を観察し変化に気付いてあげることです。

育てている環境や使っている土など条件は様々なので、基本を押さえつつ、植物の状態を見ながら加減してあげることが上手な管理に繋がると思います。

 

観葉植物は管理が大変と思われがちですが、こまめに手をかけてあげなくても元気に育ってくれる種類もたくさんあります。

ぜひ皆さんも、小さな鉢植え1つから気軽にボタニカルライフを始めてみてください。

きっと癒しと潤いを与えてくれますよ。